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食べ物のことわざ一覧
72語
食べ物にまつわることわざを集めました。身近な食材を使った比喩表現は、日本語の味わい深さを感じさせます。
同じ釜の飯を食う おなじかまのめしをくう 苦楽を共にした親しい仲間。 絵に描いた餅 えにかいたもち 実際には役に立たない計画。 酒は百薬の長 さけはひゃくやくのちょう 適度な酒は体に良い。 餅は餅屋 もちはもちや 専門のことは専門家に任せるべき。 お茶を濁す おちゃをにごす いい加減にごまかしてその場をしのぐ。 残り物には福がある のこりものにはふくがある 残ったものに意外な良いものがある。 腹八分目に医者いらず はらはちぶんめにいしゃいらず 食べ過ぎないことが健康の秘訣。 豆腐にかすがい とうふにかすがい 意見しても少しも手応えがないこと。 芋の煮えたもご存じない いものにえたもごぞんじない 世間知らずで常識がないこと。 酢でも蒟蒻でも すでもこんにゃくでも どう扱っても手に負えないこと。 茶腹も一時 ちゃばらもいっとき わずかなものでも一時しのぎにはなること。 青菜に塩 あおなにしお 急に元気をなくししおれる様子。 煮え湯を飲まされる にえゆをのまされる 信頼していた人に裏切られること。 煮ても焼いても食えない にてもやいてもくえない どうにも手が付けられないこと。 砂を噛むよう すなをかむよう 味気なくつまらないこと。 味もそっけもない あじもそっけもない 面白みも愛想もないこと。 団栗の背比べ どんぐりのせいくらべ どれも似たり寄ったりで大差ないこと。 水と油 みずとあぶら 性質が合わず調和しないこと。 水に流す みずにながす 過去のことをなかったことにすること。 元の木阿弥 もとのもくあみ 一度良くなったものが元に戻ること。 甘い汁を吸う あまいしるをすう 苦労せずに利益を得ること。 苦汁を嘗める くじゅうをなめる 辛い思いや屈辱を味わうこと。 茶々を入れる ちゃちゃをいれる 横から口を出して邪魔をすること。 茶番劇 ちゃばんげき 見え透いたばかげた振る舞いのこと。 茶飯事 さはんじ ありふれた日常的な出来事。 飯の種 めしのたね 生活の糧となる仕事や収入源。 粥腹も一時 かゆばらもいっとき わずかなものでも一時しのぎにはなること。 人を食う ひとをくう 人をばかにして軽くあしらうこと。 芋を洗うよう いもをあらうよう 大勢の人で混雑している様子。 飴と鞭 あめとむち 甘い扱いと厳しい扱いを使い分けること。 お鉢が回る おはちがまわる 順番が自分のところに来ること。 朝飯前 あさめしまえ 非常に簡単なこと。 食うか食われるか くうかくわれるか 生きるか死ぬかの瀬戸際。 出汁に使う だしにつかう 自分の目的のために他人を利用すること。 味噌も糞も一緒 みそもくそもいっしょ 良いものと悪いものを区別しないこと。 粒々辛苦 りゅうりゅうしんく こつこつと苦労を重ねること。 焼き餅を焼く やきもちをやく 嫉妬すること。 煮詰まる につまる 議論などが結論に近づくこと。 生煮え なまにえ 中途半端で不十分なこと。 酸いも甘いも噛み分ける すいもあまいもかみわける 人生経験が豊富で物事の機微に通じていること。 水を差す みずをさす うまくいっていることに邪魔を入れること。 水を得た魚 みずをえたうお 適した環境で生き生きと活躍する様子。 煮え切らない にえきらない 態度がはっきりしないこと。 毒を食らわば皿まで どくをくらわばさらまで 悪事に手を染めたからには最後までやること。 食指が動く しょくしがうごく 興味や欲望が起こること。 味を占める あじをしめる 一度良い思いをして繰り返したくなること。 湯水のように使う ゆみずのようにつかう 金銭を惜しげもなく使うこと。 目刺しを折って本膳の意気 めざしをおってほんぜんのいき 貧しくても気概だけは立派なこと。 塩梅 あんばい 物事の具合や加減のこと。 猫舌 ねこじた 熱い飲食物が苦手なこと。 ごまめの歯ぎしり ごまめのはぎしり 力のない者がいくら悔しがっても無駄なこと。 芋づる式 いもづるしき 一つのことから次々と関連することが明らかになること。 辛酸を嘗める しんさんをなめる ひどく辛い経験をすること。 甘い言葉 あまいことば 相手を喜ばせる巧みな言葉。 茶の湯は習うて後に崩せ ちゃのゆはならうてのちにくずせ 基本を習得してから応用すべきこと。 酒に別腸あり さけにべっちょうあり 酒の強さは体格とは関係がないこと。 甘酒で産をつぶす あまざけでさんをつぶす わずかな贅沢でも積もれば破産すること。 一升徳利に二升は入らぬ いっしょうどっくりににしょうははいらぬ 器量以上のことは無理だということ。 箸にも棒にもかからない はしにもぼうにもかからない どうにも手がつけられないほどひどいこと。 水に落ちた犬は打て みずにおちたいぬはうて 弱った相手を容赦なく攻めるたとえ。 焼け木杭に火がつく やけぼっくいにひがつく 一度縁が切れた関係が復活すること。 独活の大木 うどのたいぼく 体ばかり大きくて役に立たない人。 柿の種 かきのたね 小さいが侮れないもののたとえ。 桃栗三年柿八年 ももくりさんねんかきはちねん 何事も成果が出るまでには時間がかかること。 蒟蒻問答 こんにゃくもんどう 互いにとんちんかんな受け答えをすること。 酒は憂いの玉箒 さけはうれいのたまははき 酒を飲めば心配事を忘れられること。 転んでもただでは起きぬ ころんでもただではおきぬ 失敗してもそこから利益を得ようとすること。 食い物にする くいものにする 自分の利益のために利用すること。 鍋蓋が取れた なべぶたがとれた それまで抑えていたものが一気に噴出すること。 一粒万倍 いちりゅうまんばい わずかなものが大きく増えること。 釜の蓋も三度 かまのふたもさんど どんなことでも限度があること。 酒は飲むとも飲まれるな さけはのむとものまれるな 酒は適度に楽しみ度を超えてはいけないこと。